いよいよグランドフィナーレ
-----2007年-----
ヨットに向かおうとするロックに襲い掛かったジャック。
逆にナイフでお腹を刺され、そのナイフは首を突き刺そうとしていた。サイドウェイのジャックの首に血がついていたのは、このことと関係があるようだ。そこにケイト登場。ロックを銃で撃ち、彼はそのまま崖から転落する。死んでしまったであろう。しかし島の沈没は止まりそうにない。ケイトは急いで逃げようとするが、ジャックはデズモンドがしたことを元に戻して島を止めるという。ベンは島を見届けるため残り、ハーリーも飛行機に乗る?ハシゴを登れないのでジャックに付いて行くという。ケイトはジャックとここでお別れ。「愛している」と伝え、ジャックとキスをする。
ケイトとソーヤーや崖から飛び降り、沖にあるヨットに向かう。普通だったら、飛び込んだ時点で死んでると思う(笑)ハイドラ島に着き、ジャックに頼まれたクレアも飛行機に乗せる。クレアはゾンビ化したのに人間の心を取り戻したみたいだ。おかしいという自覚もあるし。一方フランクとマイルズとリチャードは整備を終え、離陸しようとしていた。ギリギリのところでケイトとソーヤーとクレアは飛行機に乗る。島が壊れそうなところギリギリのところでなんとか離陸に成功する。
ジャックとハーリーとベンは「源」の洞窟に向かう。ジャックは決死の覚悟で挑む。ハーリーは反対したが、ジャックから島の守護者を受け継ぐ。継承の儀式ではドロドロのペットボトルに濁った川の水が使われました。きたな。ジャックはロープで吊るされ「源」へ。デズモンドにはまだ息があった。デズモンドをロープで結び上に引き上げてもらう。ジャックはお腹をさされて腹筋に力入らないと思うけど、重たい石の栓を持ち上げ再び栓をする。すると水と光が戻ってきた。
次にジャックが気付くと地上に居た。墜落した場所に息も絶え絶えに横たわっているとビンセントが寄ってくる。空にはフランクが操縦するアジラ航空機があった。そこでジャックは息絶え、目を閉じる。
「源」に光が戻り、島の沈没は止まったようだ。残されたハーリーはこれから島を守っていかなくてはいけない。しかし何をしていいのか判らない。ベンに相談して、まずデズモンドを元の世界に戻すことから始めることに。島に詳しいベンをハーリーはナンバーツーに任命する。ベンも自分の使命が判っており受け入れる。島にはまだ先住民たちもいるそうだ。
-----2004年-----
ジャックの手術を受けたロックは、術後すぐに足の感覚が戻る。そして島でのことを思い出す。ジャックはコンサート会場に息子を迎えに行ってケイトに会う。ケイトに触れて島でのことを思い出す。ケイトは先に行っていると言う。ジャックにはどこに行くのかわからない。ソーヤーは病院内でジュリエットと会い島でのことを思い出す。ジュリエットが死ぬ間際に「割りカンでいい」と言ったり、マイルズがきいたジュリエットの死後の言葉「成功した」は、サイドウェイでのソーヤーとジュリエットのやりとりのセリフだった。
ジャックはクリスチャンの遺体が運ばれた教会に行く。棺桶を開けるが何も無かった。そこに生きているクリスチャンが現れる。ジャックは自分も死んだのだと理解する。教会にはオーシャニック815便で墜落した者が集まっていた。デズモンドが導いた人たちだ。サイドウェイの世界は、あの世にいく間にあるもので、この世で特別な時間を過ごした者が死んだ時期に関わらずまた会えるよう作った世界だという。ケイトは先に教会で待っていると言ったのね。島で特別な時間を過ごしたデズモンドもペニーを連れてここに来たわけだ。あの世に行く準備ができ、教会の扉が開き、そこは光に満ちた世界だった。「ゴースト 天国のささやき」の世界と同じで、まばゆい世界に旅立ち成仏するのでしょう。
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アナ・ルシアはまだ準備ができてないということで教会には居なかったらしい。じゃエコーさんは・・・?ニッキーとパウロはどうなんだ?エコーさんが黒い煙に襲われなかったのは、後継者候補だからと納得できた。2004年は死後の世界で、2007年がリアルな世界だったわけね。エミー賞の授賞式で「皆死んじゃった」とていたのは2004年の世界のことだったのね。もちろんずっと先に亡くなった者もいて、年代を超えてサイドウェイに来た人もいるんだろうけど。
サイドウェイでは想像の世界だから自分の好きな世界が描けたということで、ジャックは自分がうまくいかなかった父子の関係を息子と築いたんだろうね。ソーヤーも詐欺師を犯罪者として逮捕できる刑事になったんかな。
デズモンドは石の栓を抜いたらサイドウェイの世界に戻れると思っていたけれど違った。でも歯車を回すとか、ある特定の方向からなら海路でも島から出れるはずだし元の世界に戻れたのでしょう。特定の方向といえば、フランク機は島の力が戻ったからその方向じゃないと出れなかったかもね。
ケイトはジャックとソーヤーの間を行ったり来たりしていたけれど、最終的にはジャックとくっついたようだ。教会では、ソーヤーとジュリエットがカップルだったから仕方ないのかもしれないけど。特番でエヴァンジェリン・リリーが「ケイトは情深過ぎる」と言っていたけれど、ジャックに対しても「情」をかけたと思ってしまった。
シーズン1は不思議な世界に夢中になった。あれから6年。前半は、おもしろくしようと話を広げすぎ、後半はなんとかつじつまをあわせようとした感じだったなぁ。無理やりな感じだし、演じているマシュー・フォックスすらそれを感じて辛そうに見えてしまいました。彼にもいい役がまわってきますように。お疲れ様。
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